緊張との闘い
昨日より10度も暖かくなった今日、いよい大学入学共通テストが始まりましたね。
受験生、特に浪人生にとっては、かなり緊張する日々となるのではないでしょうか。
緊張対策を考えておく必要はありますよね。
以前ラジオで福山雅治さんが、
人間なんで緊張はするさ、緊張はしてしまうと思っておいた方がいいって話されていました。
緊張してきた、どうしよう、、ではなく、きたきた緊張ね、ハイハイ、と思っているだけで違うと。
私はピアノの発表会となると、手も足もガクガク震えてしまうのです。
最初の音がわからないんじゃないか。
あれ?ドってどこだっけ?となるくらい緊張します。
子どもと一緒に受験でお休みしている今年は除き、今まで10年、この緊張と闘ってきました。
対策として、まず、弾き始めで躓かないように、最初の音を色々な方法でアタマに叩き込みました。
鍵の穴の近くのドだな。
左から何番目のキーだな。
白白と並んでいる所だな。
も~、音楽とは全く関係のない視点です。(笑)
弾き始めても、途中で止まってしまったら、、。
その、途中で止まってしまったパターンを、色々な小節からシミュレーションします。
間違えそうな箇所だけでなく、得意な部分でミスタッチした場合なども、どうやってリカバリーするか、いろんなケースを考え対策を考えておく事で、失敗しても大丈夫!と言い聞かせてステージに立っていました。
五郎丸さんのように、ルーティンで冷静さを保つ方法もあるでしょう。
数学で時間がない!と焦ってしまい、取れる問題も落としがちなふしぎ子の場合、2問は捨ててしまおう!という作戦です。
そして、苦手な確率は最後にやる。
時間がなくて落としても、苦手なので正答率は低いので。。
この2問を捨てる事で、時間がない!と焦りからくる緊張は少しは減らせそうです。
そして、大問1の最初の問題、これに全集中する。
8割以上が取ってくるであろう、最初の問題のポカミスが目立つから。
まずは、時間の事を考えず、一問目だけとしっかり向き合う。最初の問題だけに集中する事で、緊張する中でも、リズムが作れないか。
来年以降の受験生にお薦めは、
各教科、これだけは得意!な分野を一つは持っておく事です。
例えば、
国語なら四字熟語は任せろ!
数学の素因数分解は、絶対取る!
英語のアクセントヲタクをなめるな!
とか。
緊張していても、自分の得意分野の問題と試験中に出会う事ができたなら、守りではなく、攻めの気持ちに切り替えられると思うのです。
ガチガチに緊張してしまうと、どうしてもマイナス思考になり、守り体制になりがちですが、そこから抜け出せるきっかけを作れるのが、これから自分自身で作り上げる得意分野なのです。
得意分野は、自然と出来る訳ではなく、自分で意識して作り上げるのです。石垣を積み上げていくみたいに。
いよいよ始まる受験シーズン。
緊張してしまうのは、自分だけじゃないはずです。
平気そうな顔をしている前の子も、横の子も緊張していないはずがないじゃないですか。
皆、緊張してると思えば、少しは楽になりませんか?
自分オリジナルの緊張対策を持って、当日、何とか緊張をやり過ごして、ベストパフォーマンスを出せますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次回!