ふしぎ子の早慶高校→都立?受験チャレンジ

2021年受験 ふしぎ度強め女子の無謀チャレンジ記

親の出番 ~間違いノート作成~

最近、出掛けることが少なくなりました。

高齢の両親は元気そうだし、コロナを持ち込むことになっても、、と、もっぱらオンライン会話。

前はよく行っていた友人との飲み会もこんな時期だけに、誘いづらく自粛。

忙しかったPTA活動も春まではいったんお休み。

習い事の保護者お手伝いは、本人がお休み中のため、こちらもお休み。

振り返って見ると、つくづく無趣味な自分。
仕事と子ども関連がないと、スケジュール帳はまっ白に。。
唯一やっていたピアノもレッスンがやはりコロナでお休み中のため、そうすると全く弾かない自分。。(^_^;)


なんにもする事ないな~と、ゆったり新聞をめくっていたら、
『暇なの?ちょっと手伝ってほしい』
とふしぎ子からヘルプが入りました。
今までも、定期試験問題で、〇〇先生はどんな問題を出してくると思う?と聞かれ、分かる科目は、予測問題を出したりして、ドンピシャで出題されたり、全く方向違いで、ふしぎ子にダメ出しされたりしてきました。

今回のヘルプオーダーは、
ずっと私が言い続けていた、模試の間違いノート作り。
間違えた場所を、模試の翌日に解き直しをしただけのままで、まとめる時間がない、と。
漢字や文学史、英単語やイディオムと文法の記憶問題絡みはまとめているそうなので、母の苦手な数学の間違えた問題を拾って欲しい、と。

はい、はい。
母も学生の頃やってたな~。
っていうか、私は模試のミスをトリガーにして、間違った周辺箇所のみしか勉強しない、ミニマリストでしたし、任せて!

まず、出題評論家と成りすましたふしぎ子より、指示が走ります。

早慶実践の問題は、良問なので、全部拾って。

アドバンスも、問題は良いんだけどなぁ~、全部やってる暇はないと思うので正答率20%以下は、いいや。

駿台もひねくれた問題あるんで、同じで。

慶女オープンは、数学ヲタクが作った信じられない問題だらけなんで、35%以下はいらない、時間かけても、私には無理かも。

と、既に捨て問題もたくさんありそうね(^_^;)
今から捨てて良いのか、、と思う反面、確かに先に取れる問題、取れそうな問題から手をつけないとね。
で、この春から受験した模試をずらりと並べてみました。まだ最近受験した模試は結果が出ていない事もあり、12回分の模試を拾っていきます。

拾い方は、
まず、正答率表で指示のあった正答率以上で間違ってしまった問題を拾います。

その問題部分をコピーもしくは、間違いノートに書き写します。

何の模試の何番で、正答率は何パーセントなのかをタイトルにします。

図で書き込みがあったり、問題文でひっかからないよう、単位や条件に丸をしてあるものは消します。
また真っさらで問題に取り組めるように。

次に解答・解説集を作ります。
作るといっても、間違えた場所の解説部分をコピーして、順番にファイルに入れておくだけ。

以前は、解説集に印を付けただけでしたが、空いた時間にその場でやりたいそうなので、いちいち、何の模試の、何回目の、数学の、何番の解答。
と捜さなくても良いように。

こうしておけば、
問題文を貼ったノート

該当問題の解説集ファイル
だけを持っていけば、学校の空き時間にも出来るし、自分の弱点だらけのノートを身近に置いておけるので、トクと反省できますね。

やってみると、
彼女がやってしまったケアレスミスを積んで、目の前に置いてやりたい!
と思っていた、母の願望が叶うことになりました。

40弱の問題の中で、正答率50%以上のミス問題半分近く!
やってしまった問題にはピンクギョロ目マークを。
『いや、これ落としちゃダメよね?』な問題たち、積み上げたかった問題たちです。

ピンクギョロ目がついていない問題は、あと一歩取れると、合格の手応えがガッツリ掴めるよね!な問題たち。

ピンクギョロ目問題は、それこそケアレスミスの山で、本人的には過去に葬りたい、目を背けたい問題たちでしょう。だからといって無視しちゃいけない問題群。

見ていると、ルートの計算問題をちょくちょくミスってるなぁ~とか、
確率は、もう1回一からやり直せ!とか、
空間図形は色々なパターンを慣れた方が良いなぁとか、数学はちんぷんかんぷんの母にでさえ見えてくるものがあるんです。


時間がない中、パーフェクトを目指すのではなく、取れる問題を取りきる!
を目標にしたおかげで、数も40弱。
これなら、毎日空き時間にやって2週間で終われる!そう思ったからなのか渡した時の当人の表情は明るかったです。

しかしこれ、やってみると1日仕事でした。
まさに、受験生保護者の出番なのかな、な仕事でした。

さぁ、この間違いノートをやり切って、華麗にバージョンアップして欲しいです。


最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次回!