ふしぎ子の早慶高校→都立?受験チャレンジ

2021年受験 ふしぎ度強め女子の無謀チャレンジ記

やってもやっても終わらない!~量との闘い方~

ふしぎ子母くらいの熟女になると、うっちゃって置いて良いもの、むしろ放棄したままなかった事にするもの、などの技がしっかり身についてきます。(身に付きすぎて中年のあざとさになるんですがね、、。)


職場で、何度かブロークンハートをしている同僚がいます。
彼にしか分からないノウハウもたくさん持っている方で、とにかく前述の誰かさんのようにあざとくはなく『超いい人』な部類な方。
元々仕事量が多い上に、いい人ならではの引き受けてしまった仕事がオンし、膨大なタスクになります。
そうなると、固まってしまいがちな彼。
私が不在の時などは、20あるタスクの中から、これだけは急ぎでお願い!を優先順位順に5件ほど書いて依頼をしておきます。
調子の良い時は、その内1,3,5とやってくれます。
何故2,4を抜くのか理由を聞いても特にないようなので、神のみぞ知る領域。
調子の悪い最近は、一つも済んでおらず、じゃぁ何をやっていたかというと、それ、来月やればいいヤツね、、な仕事を丁寧に進めています。


ふと、
彼の気持ち、今の受験生なら分かるのかな?と思い当たりました。

やってもやっても終わらない宿題。
山積みの問題集。
畳みかけるように毎週行われる模試と、その見直し。

あまりのすべき事の多さに圧倒的され、何から手をつけて良いか分からなくなり、手当たり次第目の前にあるものを無計画にやったり、自分の得意科目に逃げこんだりしていませんか?


膨大な量は、どの受験生にも平等にあります。

どこから取り掛かって良いか途方に暮れたら、まずは、試験で一番落ちているな、と感じる教科に他の教科の倍の時間をキープすることを1週間試してみてはどうでしょう?
倍の時間をキープするため、他の教科はとりあえず、宿題のみ。
優先すべき点と、捨てるべき点の見極めが必要です。
これは、入試本番でも起こりますよね。
問題をちょっと読んだだけでは歯が立ちそうにない。じゃぁその問題は捨てて先にいくべきなのか?それとも途中加点が貰えそうならば、途中までは手をつけてから先に進むのか?
限られた制限時間の中で、優先順位をつけ、いかに闘っていくのか、コントロールは大なり小なり必要でしょう。


膨大な量に対峙した時、どうにか自分なりにとっかかりを掴かむには、膨大な量の山を見て途方に暮れる時間をやめ、視点を自分の足元に落とし、まずは足元の地を固められるか、になるのではないでしょうか。
しかし、既に秋の深まるこの時期に「一歩一歩」だとちょっと違う感じがします。
例えば英語の不定詞が苦手なら、その単元周りを「ダダダダダ」と踏みしめる感じかな。
つまり、ゆっくりではダメで、スピーディに少しでも多くの地を固める期間になると思います。

さぁ、あと3.5ケ月。
量なんかに負けないで!


最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次回!