ふしぎ子の早慶高校→都立?受験チャレンジ

2021年受験 ふしぎ度強め女子の無謀チャレンジ記

受けて立つ、高校受験。

そろそろどこの学校でも、最終志望校調査書を書く頃ではないでしょうか。

ふしぎ子の学校では、特に男子に推薦受験希望の子が多いそうです。
これは今年の特徴になりそうです。
コロナ禍で勉強不足、説明会もなく情報不足の中、安定思考が働き、早く決めてしまおうとする心理らしいです。
この子達は、今月末の期末を終え、12月の内申が出た時点で高校受験は終わるのでしょうね。

推薦の中でも人気は、附属大学がある学校だそうです。
でもそうすると、その子は一度も受験を体験しないで学生生活を過ごすわけですね。
受験に否定的なご家庭なのかもしれません。
受験勉強って片寄っていますものね。勉強はしているんだけれど、いわゆる゙学問゙とは違う気がします。


ウチ、ふしぎ子家庭では、受験は学生のうちに一度は体験しておくもの、と考えています。
だって、受験でもないと、死ぬ気で覚えないし、基礎部分はある程度覚えていないと、学問の入口に立てないと考えているから。

クラスメイトの男子で、推薦受験する高校を自分で見つけてきて、既に高校の校長先生との親子面談も終えてる子がいます。
彼は趣味がありその部活に入りたいが、高校と大学がつながっているので、大学生と一緒に部活が出来るそうで、より高度な部活内容になるのが一番の決め手だそうです。
彼の実力からすると、推薦でなくても一発合格でしょうし、頑張れば都立トップクラスも狙えるのでは?な子ですが、都立では大学生と一緒の部活動は、難しいですものね。
さらに、ランクを落とした理由は、高校ではトップクラスにいて、その附属大学ではなく、推薦で別の大学を狙うそうです。
なんと!
あくせくと受験勉強をしている横にそんな選択をする子がいたとは!!
好きなものがあるって強いな、と思わされました。
彼なら、趣味を軸にどこでもやっていけるでしょう。


一方、ふんわりふしぎ子。
出来れば、図書室じゃなく図書館で、蔵書の多い学校がいいな~、、って程度の志望観点の子には、強制的に基礎を勉強させる機会が必要です。
基礎力を見るならば、中学生までの義務教育の内容が試される、高校受験だと思ったのです。

なので、ウチの場合、たとえ東京では女子の受験する学校が少なかろうが、受験する時期として、まだひ弱な小学6年生ではなく、体力もしっかりついた15歳の今がベストである、と考えました。
ふしぎ子本人も、ウチはそ~ゆ~両親だからな~と、推薦受験は始めから頭にはなかったようで、周りはどうであれ自分は、高校は自分の実力で受験しなければならない、と覚悟をしていたようです。

でも、高校受験の受験生諸君。
これってなかなかステキな事ではありませんか?
自分が頑張った分だけ、好きな高校に行けるわけです。
頑張ったけれど叶わなかった、な事も起こりうるでしょう。でも、まだ15歳の挑戦だったわけで、リベンジしようと思えば、大学受験でも、就職時だって出来るわけです。
義務教育では、親にがんじがらめのキミ達ですが、高校選択の時からは少し自由枠が広がり、いよいよ自分の人生を始める入口に立つわけです。
そう思うと、受験ってのも苦しく辛いだけのものではなくなりませんか?

志望校は、親に言われたまま決めるのではなく、また偏差値に惑わされるのでもなく、自分が納得して決めよう!

そんな事言われたって、やりたい事ね~し、どんな学校なんだか説明会だけでは本当の事はわからね~しな子は、先生や両親から進められた学校に乗っかってみるのも良いでしょう。
但し、乗っかる!と決めるのは自分。
最終志望校を決めるのは自分自身で、受かっても、落ちても自分で責任を負うんです。
だって自分の人生だから。

でも稼ぎもない自分は、どう責任をとればいいのか?

それは、ダメだった時に勉強不足を納得し、第二志望の高校で、自分は大人になるまでのあと5年をどうしたいかをじっくり考える覚悟を持つこと、だと考えます。

みんなが頑張り始めたこの時期、偏差値は思うように上がらず、志望校判定も悲惨かもしれません。
でも、挑戦したいなら、すればいい。
挑戦した上で、白黒はっきりつけた上で、次のステップに進めば良いのだと思うのです。
模試結果に自分の人生を決めてもらうのではなく、自分で決めた志望校でありますように。

その点、ふしぎ子は先日の大事な模試の手応えがかなり悪くても、第一志望を挑戦する事に揺らぎはないようです。
義務教育から一歩踏み出そうとしている(もし、踏み出した途端に躓いたとしても!)んだと思います。親はその一歩が本人の意志で踏み出せるよう、そっと見守りたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次回!